2017.12 師走 (しわす)


2017.12.10:何かがおかしい? 日野純正レーシングシート!

20171210 Hino Seat

 数日前に気がついたことです。日野純正のバケットシートです。画像で分かるようにバックが右側に曲がっております。

 このタイプのシートはコンテッサ900時代にデザイン&制作され、その後はコンテッサ1300でも競技用途に使われてきました。また、軽量ボデーのクーペ “L” は最初から純正として装着されており、運輸省の新車登録やFIAのホモロゲーションもこのシートで登録されています。

 左右共に一度、張替えはしております。しかし、50年以上のデザインのシートです。問題は人間工学的にいいのかということです。ルノーなどの業界でも随一の出来の良いシートとは比べてはいけませんが、今日ではバケットシートというのは名ばかりであり、なんとか実用的なアップグレードが出来ないかと頭によぎっております。

 理由は単純且つ深刻で、11月のビ筑の練習会の1本目にギックリ腰ではありませんが椎間板のあたりがグニュっと肉体的にとても嫌な感じ、そして精神的に脳裏に焼付く恐怖感を覚えました。大事に至らなかったものの、そんなことで対策を進めようと考えています。

 目標はあくまで見てくれ重視の日野純正であり、それを腰など痛めないように、さらにクルマの挙動をもっと感じられるようにしたいなとアップグレードの誇大妄想の始まりです。

2017.12.9:車載カメラのマウント製作

20171209 Replay XD Mount

 先般記述のReplay XD、その後、ロールバーに取付ける車載マウントの製作を進めてました。

 Simple is the Bestのコンセプトであります。1号機は剛性がなく、すぐのボツとしました。画像にあるものが2号機です。基本的にはUクランプの使用は1号機と同じです、

 画像の右下にあるのが先週の週末来、製作した実に単純なアルミのLアングルを加工したものです。

 Replay XDの固定は、右上のクランプ (航空機用のクッションループクランプ) をディンプルノブで締め上げるものです。

 いずれもどこにである材料を利用、加工したものです。実際・取付けて結果が良ければ幸いです。

2017.12.9:たかがGR100、されどGR100… (3)

20171209 Cosworth YB

 先にミニのロングストロークエンジンはGR100のスープアップに参照すべきものとしてます。しかし、もっと回るエンジンは何かとなると一時期真剣に考えたのが画像にあるコスワース (COSWORTH) であり、90年始めだったでしょうかCOSWORTH ENGINEERING (現、Cosworth) から資料を取り寄せました。

 このYBシリーズは乾燥重量、118kg (260Lbs) とGR100の128kgよりも10kgも軽い2,000ccエンジンです。まさにアバルト (Abarth) のFiat OT2000にようなものが可能になるものです。しかもGR100と同様に右にキャブ、左にエキパイと見栄えも同じ、さらにディスビューが同じような場所、そして日野同様に赤のブロックということが何よりも気に入りました。

 このYBシリーズは当時、数千ドル (中ほどの) でコンプリートなものが購入できたと記憶してます。では購入かと、でもそれはまさに誇大妄想の域を出ませんした。

 この妄想の中で、プラクティスとして学んだことはよくある手法でベースのエンジン、すなわち腰下は大衆車のフォードのピント (Ford Pinto Engine) のものだったいうことです。そしてそれはロングストロークでない、ショートストローク (Short Strokeだったのです。これはおそらく高回転型に向く仕様だったのでしょう。そして最も重要なことは、このエンジンは今だ進化を続け、メンテナンスキットも豊富にあることです。

【参考情報】

2017.12.3:たかがGR100、されどGR100… (2)

20171203 autocar mini 19550 med

 日野自動車のGR100エンジンはたったの3年余りの余りの市場ライフサイクルでした。基本設計の初期不良の対処はあったものの明らかな進歩はありませんでした。

 他社の一般的エンジンがどうであったです。右の画像はオースチン・ミニ (Mini - Wiki) は新発売された際の英Autocar誌 (1959年8月28日) です。New AUSTIN SEVENは、B.M.C BABYとて詳細な特集となってます。たまた70年代後半に滞在中のロス郊外の古本屋で手にしました。今でも他のミニ関係の整備書諸々とともにGR100エンジン改善のために大切にしています。

 ミニに搭載のBMC -A Seriesエンジンは、諸説あるようですが、1959年当時、ボア 62.9mm、ストローク 68.26mm、848c.c.、33hp、最終的に1275cc (ボア 70.6mm、ストローク 81.286mm、1275c.c.) 、ストックで56hpであり、パワーでは低速トルクや燃費重視のGR100と同じロングストローク (Long Stroke) です。2000年までミニは530万台の販売だっとか、エンジンはミニ以外にも多く搭載されてますのでその数はもっと数が増えます。

 この数字だけをとってみれば日野コンテッサのGR100の100数十倍の生産量でそれに比例してライフサイクル含めても品質は比べようがありません。さらに羨む魅力なのが今もって多くの保守部品の流通、パワーアップなどがなされていることです (A-Series engine: a hard act to follow) 。また、1,400ccエンジン (Strocker Engine) なども当時からありましたが、今持って市場で入手可能なことです。残念がら日野コンテッサのGR100には望むべくものではありません。

【参考情報】

2017.12.2:自動車OEMの技報に感謝!

20121202 Mazda Giho

 日野自動車含め、日本の自動車OEM各社は伝統的に自社の新技術&開発など論文形式で発刊されています。

 各社、年一回あるいは二回独自に編纂され小冊子として発行されています。多くが有料で発売されています。あるいは自工会の資料室で可能ながり閲覧できます。また、必要であればコピー可能です (有料) 。

 それらは最新技術ではありますが、クルマづくりと言う意味で、我ら60年代のクルマを進化させる意志があるならば、とても参考になる内容ばかりです。また、無償で公開しているマツダ社とホンダ社には大いなる感謝です。自社の技術に自信があってこそできるものと考えます。

 最新号をダウンロードすると、マツダは “ロードスターRF”や “新型CX-5を特集” 、ホンダは、”流体シミュレーションを用いたボンネビルレース車両の空力開発” などがフェーチャーされてます。

2017.12.1:たかがGR100、されどGR100…

20050828 GR Block

 コンテッサ乗りの何%か悩んでいるか見えませんが、あるいは何%が満足しているのか?と、思うことが多々あり、ここにいくばくか綴ってみます。

 それは日野の赤いエンジン、GR100エンジンのパワーと信頼性です。技術的は当時、エンジン単体で新技術などいろいろ話題にはなりましたが、所詮、走るとなるとパワーウェイトレシオ、940kgに対して65馬力ですから14.5kg/PSであり、当時としても到底スポーツカーの範疇ではありませんでした。平均的なファミリーカーだったのです。

 さらに、問題はGR100は日野自動車初めての小型ガソリンエンジンの設計であり、加えて3年にも満たないで製造中止、エンジンの製造台数もたったの5〜6万と少ないのです。今日となってもっとも恨めしいのは、その後の進展・発展が完全に閉ざされてしまったことです。部品供給もしかりです。

 他社のエンジンと言えば、日産もトヨタも継続的にエンジンは時代の要求に合わせてパワーアップして、さらに経験を積んで信頼性も向上しました。後発のホンダは、正にエンジンカンパニーで、エンジンありき、そしてクルマなんでものと分析します。しかも、各社は世界中に販売しており、今持ってそれなりに補修部品あるいはアップグレード部品が入手可能です。

 しかし、GR100エンジンを持つオーナーはそんなことは望むべくなく、ただただ50年前の状態で我慢、我慢です。そう思うのは当サイトオーナーだけでしょうか

(続く)



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