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本Tipsに記述してある内容は、あくまでアマチュアの経験であります。自分の手を汚して自ら自身のコンテッサをメンテナンスするアマチュアだけがご参考下さい。
恐れ入りますが、他人に自身のコンテッサを委ねておられる方、あるいはプロフェショナルの方は、決して参考になりませんのでご注意下さい。
これについてご意見のある方はこちらまで (実名表記にて)
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参考情報(TIPs): テクニカル関係

ブーツ - 実践編


 コンテッサ1300のブーツ - 実践編

【ボールジョイント・ブーツ関係】

 執筆中

大野ゴム工業(OHNO)/DC-2321
ボールジョイント
内容量: 1個 タイプ: ロアー 取付け方法: バンド締めタイプ パーツNo.: 0187 -34 -535A
大野ゴム工業(OHNO)/DC-1310
ボールジョイント
内容量: 1個 タイプ: アッパー 取付け方法: バンド締めタイプ パーツNo.: 40142 -B9500
大野ゴム工業(OHNO)/DC-2111
タイロットエンドブーツ
内容量: 1個 取付け方法: バンド締めタイプ パーツNo.: 31241 -0502P

【ステアリングラック・ブーツ関係】

 執筆中

【リヤアクスル・ブーツ関係】

 日野コンテッサ1300のリヤアクスルのブーツ (日野コンテッサ900も形状は異なるがサイズ的には共通) は、ルノー日野 4CVをベースにしたスイングアクスルである。そのジョイント部分は頑丈なケースにカバーされているが、日野コンテッサ900以来、その設計は変らないとでも云うか、とても大きなブーツに覆われている。

 このスイングアクスルは、現代のFF車のCVジョイントブーツで云えば,アウターのような4方向の動きはなく、丁度、インナーのような上下だけの2方向の動きだけである。現代のFF車はアウターでも10年前後、あるいはそれ以上の耐久があるもので、インナーに至ってはクルマの寿命以上のもの様で一般にはアフター部品のリストにも出ていない。そんなインナー程度の動きの日野コンテッサではあるものの、1960年代の日本の工業製品である。当時でも日野純正は10年も使えば、多くは動きのシビアな下側にヒビ割れが入り,しまいには亀裂となってくる。当然、車検では交換、あるいは軽微の破れならならば下から見えないように上側にして見えないにするとか、シリコン系の接着剤で修理をするとか、丁寧な方法は包帯をしてその上にシリコンと結構、涙ぐましい苦労をした。それでも、日野純正のブーツは、後の日野コンテッサクラブ製のブーツ (すなわち、非工業製品) よりは格段の耐久性であることは間違いない。しかし、誰でもが当時の日野純正をストックして訳でない。耐久性の低い非工業製品などのブーツは深刻な課題となっている。なにせ、あるオーナーに弁によれば、交換の工賃が10万円の見積りとか、車検時の結構な出費となっているようだ。

 数年前の2008年、ある日野コンテッサ・オーナーの問合せで、当サイトオーナーとして何か使えるものはないかと本気で探してみた。例によって、フォーム・フィット・ファンクションの精神で、径が合いそうなものを探して見た。まずは径が大きそうな米車の4輪駆動のフロントをアウターを手がかりにあたってみた。日野コンテッサのサイズのプラス・マイナス数ミリ程度で結構、数があることが判明した。

 そこで出張の機会に、米国のどこの街にもあるNAPAに立寄り、現物を見せてもらい、NAPA品番の「686-2207」と手にした。規格的には、以下のようなものである:

Part Number: CVB 6862207
Product Line: NAPA CV Boots
Attributes:# CV Boot Bellows : (5) Bellows
Boot Length : 5.725"
Contents : (1) Boot, (1) Bag Of Grease, (2) Clamps, Snap Rings (Where Required)
CV Joint Boot I.D. of Both Ends : 1.205" Axle I.D., 4.35" CV Joint I.D.
Manufacturer : EMPI, Inc.
Manufacturer Part Number : 86-2207-D
Warranty:12 Months or 12,000 Miles Whichever Occurs First

 実は、このサイズのものは、日本製にトヨタ・ランドクルーザーに使えるものであることが判明した。いずれにせよ、現物合わせのために、「686-2207」を2ヶ (材質が異なる、おそらく製造元も異なる、この辺が米国のおおらかさである。使えればよいのである、仔細なことは不要) 買い求めた。以下の写真は、NAPAの686-2207 (左) と日野純正 (右) の比較である。肝心の径はホンの1〜2ミリ多きいだけであり、問題なさそうだと判断した。

 さて、このベストマッチのNAPAの686-2207が日本車と解ったら、少し欲が出て来た。それは取付の偉大なる省力化のための分割式である。そこで日本の旧車オーナーの味方、「MonotaRO」と訪問した。トヨタ・ランドクルーザーはMiyako M-564G があることは容易に判明した。すぐに注文をし、リアルタイムに日野コンテッサに使えそうな分割式を手にすることが出来た。以下の写真は、日野純正、NAPAの686-2207 (材質の異なる二種) 、そしてミヤコの分割式 (商品名:Mタッチブーツ) の比較である。尚、3年前の価格は殆ど割引が無く定価に近かった。おそらくこの製品の初期の販売だったのではないかと推測する。今は結構な安価に入手出来る。ただ、昨年秋口は結構長い時間欠品となっていた。注意として、このランドクルーザー (ハイラックスも同じ) 用は分割ブーツは、どうもミヤコ製品しかないようだ。

 因みに、ミヤコの仕様は:

◎ ミヤコ自動車工業 (Miyaco) Mタッチブーツ / M-564G
◎ セット内容: ブーツ×1、バンド×2、グリス×1
◎ 長さ(mm): 110.7 小径(Φmm): 31.8 大径(Φmm): 106.1
◎ メーカー: トヨタ パーツNo.: 04427-60040
◎ バンド刻印(大径): 4490 バンド刻印(小径): 1905 シスナーNo.: 1523

 さて、実際の取り付けはどうだろうか?まずは溝のはめ合いは形状は異なるがなんとかロックは出来そうである。

 次に、径であるが、大きめであるのは承知であるが、以下のようである。オーケーとする。

 下記の写真のようなカットならびにワイヤーを通した。この方法に至るまで、実は週末の午前中、数時間の試行錯誤を要した。中々ロック出来ない、手が入らない、諸々、難題をいただいた。もっとよい方法があるかもしれないが、これは苦肉の策というものだ。

 カバーの中間の隙間でブーツをロックし、ワイヤーで外れないようにロックし、それを勢いて外側のシャフトに引っ張り上げる、後は完全に密着してしまう。

 そして、内側と外側をバンドでロックして終わり。内側はミヤコの附属のものをそのまま使った。本当は数ミリ,短くした方がしっかりとロック出来そう。外側は日野のオリジナルを利用する。因みに分割部分の方向であるが、大事をとって、一番動きのすくなそうは横方向とした。

 これで完成だ。一つ目は試行錯誤で数時間を要した。二つ目にコツを覚えたので、取付自身は5分程度で完了。勿論、その前に旧いブーツを外し、そしてクリーンアップ&チェックと、全工数では、およそ30分程度が標準作業時間と云うことになるだろう。これはサスペンションやホーシングから分解&組立をしなければならない,実にウンザリとする作業を考えてと誠に偉大なる発見であり、「ミヤコ Mタッチブーツ / M-564G」さまさまである。時代の進化とは本当にありがたいものである。

 以下は、日野純正ブーツを今回使用ブーツの比較を断面図で表したものである。当然、形状は異なる。しかし、機能は必要にして充分であろう。ここでも、フォーム・フィット・ファンクションの考え方は達成されたと思う。

 最後におよそ8ヶ月を経た結果を、ここで公開のために念のために目視して見た。下記のように素人目ではあるが問題なさそうである。ブーツだけが奇麗に見えるのはなんとも滑稽である。

【注意:2013.1.19】

 分割式のブーツは交換が簡単なのが、大きなメリットである。しかし、それは現代のクルマのみに言えることで、コンテツの場合は、幾つか、気をつけなばならないことがある。例えば、デファレンシャルギヤのスフェルカル・ベアリングのOリングである。何十年も交換しない、あるいはどうなっているかわからないクルマは要注意である。すり減っている場合もあるし、切断していることもある。そのような疑念に関わらず、一度は開けてチェックすることを薦める。通常のコンテツのブーツ交換であれば、構造上、嫌でもこの部分をチェックすることになることを忘れてはならない。さらに、ユニバーサル・ジョイントの状態やグリスの入れ替え、そしてオイルシールの状態など予防的なメンテナンスも忘れてはならない。要は、便利な現代の部品を使う場合でも、コンテツは50年前の旧いクルマであることを考慮してメンテナンスしなければならない。結果的に、良い意味で全体がそのようなことを面倒見なければならない設計、あるいは構造になっていることである。部品には、明らかな意志があり、それを正しく理解し、尊重しなければならない。

注意:本データ、すなわち代替品/使用可能品例は、当サイト・オーナー、また情報提供いただいた個人の見識に於けるものです。それは、FORM/FIT/FUNCTIONというレベルのメンテナンスに於ける互換性を意味するものです。実際の使用にあたっては,個人差が当然ありますので、それを理解した上でご参照・利用下さい。また、代替品/使用可能品例については、情報提供は歓迎するものです。こちらからお願いいたします
本ページへのコメント&意見はこちら迄 (実名表記にて)

(SE, Original 2012.2.25)
(Added 2012.6.3)
(Added 2013.1.19)